通院の長期化で弁護士介入依頼

通院の長期化で弁護士介入依頼

私の体験談でなく友人の体験談です。

〇事故の経緯
友人は、個人事業主です。商品の配達中に前方不注意で前を走っている車に追突しました。
過失としては、友人8(軽自動車)・相手方2(大型車)です。
友人の車は、フロント部分が衝突で破損して走行できない状態。
ケガは、右手骨折。
相手方は、車の後部が破損しているけれど走行できる状態。
ケガは、むち打ち。
事故なので警察を呼んで事故処理を行い口頭での謝罪後に
友人は、レッカーで車の移動。相手方は、自走して帰宅しています。

〇事故の和解
事故の翌日に友人は、相手方に連絡を入れて菓子折り持参で謝罪に行き
保険を利用して通院費や車の修理費を出すことを提案し受け入れられました。
その時に正式に和解となっています。

〇事故後の対応
友人は、自身の過失が高いことを自覚していたので
保険を利用した通院費や車の修理費に対して反論していませんでした。
相手方が通院した際の金額の通知が来ているときも
「長引くな」と思ったようですが静観していました。

〇通院の長期化
事故から1年がたった頃にも通院の通知が来ていたので保険会社に確認をしたところ
長引いていていつ通院が終わるかわからない状態とのことでした。
むち打ちだと「個人の主観による症状」の意味合いが強く
完治しているとの証明が難しいそうです。

〇保険会社からの連絡
事故から5年目になる頃も通院の通知が来ていました。
保険会社からもこれ以上長引くようなら期間が長いため
通院費等を出すことができなくなると連絡が来ました。
友人の入っていた保険には、弁護士を利用できるプランだったため
保険会社経由で弁護士に依頼して相手方に連絡してもらったそうです。
間に弁護士が入って相手方との交渉がうまく進み
今後の通院を相手方負担で行ってもらうよう和解できたようです。
友人は、「むち打ちで弁護士を利用するまでになると思わなかった」と言っていたのを聞いて
自身も事故を起こさないように気を付けています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。