片側2車線の道路で、先頭で信号待ちをしていたときのこと。 青信号になり、出発しようとブレーキを離した瞬間、隣の車線のななめ後ろを走っていた車に左から衝突されました。 道が少し右カーブしていたところだったため、ハンドル操作をあやまって私の車線に寄りすぎたための衝突でした。 しかし、相手はそのまま逃走。しばらく追いかけたところ赤信号でやっと止まってくれました。 警察に連絡しようと説得しますが、相手はお互い傷ついていないからの一点張り。 ちょうど警察署が数メートル先にあったので、とりあえず警察署まで行かせてくださいとお願いし、警察署にいきました。 その後、警察の方が実証検問した結果、私の車に傷があることを認めてくれました。 しかし、相手の方は免許不携帯、車の名義も他人から譲り受けたもので、名義変更もされておらずましてや無保険でした。 修理代を払ってほしいとお願いしましたが、いっこうに応じることはなく、相手が保険に入っていないから私の保険屋さんも対応できないとのことで、弁護士をたてて話し合いをすることになりました。 何度か弁護士の方が話し合ってくれましたが、向こうも弁護士をたてたいと主張し、受け入れ待っていても弁護士をつけることなく、色々理由をつけて話し合いを逃れていました。 結局1年の月日がたち、その間私は何回も弁護士事務所に足を運び弁護士さんと話し合いをする日々。 その後もいっこうに応じる気配がなかったので、最終手段として、裁判所で争うことになりました。 約束の日にお互い出廷する予定でしたが、当日の1時間前になって、相手の方がやっと自分の過失を認め、数ヶ月に分けて分割で修理代を払ってくれることが決まりました。 交通事故にあって、修理代を払ってもらえるまで1年半の月日がかかりました。 1年半もの間、ずっと運転も怖かったし仕事をしながら弁護士さんとの話し合いも、裁判への出廷もどれも多大なる負担でした。 もう二度とこのようなことにはあいたくないと思った交通事故でした。