3年前、高速道路を走っていると後ろから蛇行運転をしている車が近づいてくるのがバックミラーで確認できました。なんだか気持ち悪い車だな……と思いながらも、いつもどおり運転していると猛スピードのその車が私の車の左側に接触。私のミラーは吹っ飛んでいき、車も弾き飛ばされるようにして路肩の方へ。ところがぶつかった車はそのまま追い越し車線に入り、目にもとまらぬ速さで逃げて行ってしまいました。 大ショックのまま車を停車させ、保険会社や警察などに電話。私はドライブレコーダーをつけていて、相手車のナンバーがばっちり写っていたので被害届を提出し、後日警察とともに現場検証を行いました。相手の方はまさかの学校の教頭先生で、事故当日は娘の結婚式で急いでおり、ぶつかったことにも気づかなかったと言われました。 挙句の果てにはぶつかっていないんじゃないかとか、私の車を指さして本当に自己の傷なの?ドラレコにはあなたの車は写らないんだし、傷なんて何とでもできるよね?とか。もうほんとにびっくりしました。怒りを通り越して、真顔でそんなことが言える相手の方に恐怖さえ覚えました。そのときは警察の方も少し怒り気味で「傷の位置が一致しているので接触してますよ」とその方を窘めてくれましたが、私の恐怖の不安は大的中。お互いの連絡先を交換し、あとは保険会社同士でやりとりをするはずだったのになんとその方から電話がかかってきたんです。 初めは「けがはしていないか」とか「本当に覚えていなかった」とか、謝罪しているのか言い訳しているのかよくわからない電話でしたが、そこからどんどんエスカレートしていき、1日に5回以上電話が鳴らされる羽目に。最後には向こうの奥さんが出てきて「うちの旦那が当て逃げするはずがない!」とか「お前は本当はうちの旦那の不倫相手で嫌がらせでぶつけてきたんじゃないのか!?」とか意味の分からなかい因縁もつけられ始めて本当に恐怖しかなかったです。 保険会社に相談し、すぐに弁護士費用の特約を使って弁護士を入れてもらいました。 弁護士が一手に窓口を引き受けてくれたことが功を奏し、向こうからの嫌がらせの電話もぴたっとおさまりました。本当に安心しました。 そして示談に関しても、保険会社が提示していた慰謝料よりも多い金額を払ってもらえたりと大満足です。 タチの悪い相手と事故をしてしまった際は、弁護士に依頼することを強くお勧めします!