わたしは車道をいつものように何事もなく自転車で漕いでいました。 ただ単に、目的地に向かっていただけです。 いつものことであったので、まったく何も考えず、止まっている車の横を通った瞬間、車の扉が開き、わたしはその車の扉につっこんでいきました。 一瞬の出来事だったので、訳がわかりませんでしたが、自転車からわたしは落ちて、擦り傷と打撲の怪我をしました。 扉を開けた女性はすぐわたしに駆け寄り、心配してくださいました。 わたしも痛みはあったものの、大丈夫ですと答え、警察を呼ぶことになりました。 わたしはただ車道を走っていただけであったので、なにも過失はありませんでした。 扉を開けた女性も後ろを確認せずに扉を開けてしまったと反省し、何度も謝ってくださったので、すぐ警察はお帰りになられました。 事故から数日後、打撲した背中と腰がとても痛み、病院に行くことになりました。 病院に通えば通うほど保険金がおりるときいて、友達には通いまくった方がいいよと勧められました。 とくに保険金目当てではなかったのですが、そう言われると本当に痛みはあったので病院にいくついでに、お金がついてくるのはラッキーだなという気持ちでした。 病院に通い、痛みがなくなった頃、相手の保険会社から保険金の案内が来ましたが、いまいち少なく感じました。 そして、たまたま弁護士特約に入っていたため、保険金の金額について相談しました。 弁護士を通すだけで、値段がびっくりするくらい上がると聞いたからです。 弁護士に金額をつたえ、あとはお任せしてしまいましたが、弁護士特約をつかっただけで、保険金は倍になりました。 弁護士特約にはいっていて、こんなに喜びがあるとは思いませんでした。