過失の割合についてのトラブル

知り合いが交通事故に遭いました。加害者側と被害者側で、それぞれに何パーセントの過失があるかという割合でトラブルが発生したそうです。被害者に過失の割合が多くつくと、その割合分だけ、受け取れる示談金が減額されるみたいです。被害者だからっていっても減額されるなんてことがあるなんて、知り合いも知る術がなかったみたいでした。しかも、知り合いの場合には、被害者ではなく加害者側であり、どうしたって示談金の支払いが発生するため、とにかくこの過失割合を少しでも減らすことをしたかったといいます。保険会社からも、被害者側に対して、これくらいが妥当ですと交渉してくれていたみたいです。でもやはり、被害者側からすると納得ができないのも理解ができないワケでもありません。実際、知り合いの加入していた保険会社は、被害者側の過失割合を多く考えていたみたいです。弁護士を介入させたことで、納得できる解決へと導いてもらえたという話しも聞きました。弁護士によると、事故タイプ別に基本の過失の割合があるようです。ですから、加害者となる知り合いの事故の状況を加味して修正要素を反映して算定してくれました。これもやはり、専門的な知識が必要になるので、弁護士に任せて正解だったみたいです。過去に事例もあるらしく、そこと比較しながらの交渉になりました。被害者側も、適当に合意してしまうと、手にできる示談金が減ると分かっていたみたいで、過失についても、警察との情報共有などで明確化させていました。交通事故の加害者なら致し方ないけど、被害者にもいくらか過失があるはずです。過失相殺という言葉も知らなかった知り合いは、損害賠償金を少しでも減額できる方向で交渉してほしいと相談したみたいです。知り合いの交通事故は、信号機がない交差点で、一時停止規制のある道路を直進したバイク(知り合い)と直進してきた車(被害者)の事故でした。もちろん、一時停止規制のある道路ですから、間違いなく知り合いのバイクに過失があります。しかし、車にもそれなりに安全をしっかり見極めながら道路を直進することが求められるはずだと、交渉したようでした。この内容によって、バイクの過失が65パーセント、車の過失が35パーセントで落ち着いたようでした。

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