知り合いはバイクと自動車との接触事故に遭ったため、検査入院をすることになりました。加害者側との示談交渉を始めることになったのですが、交通事故に遭ったのも初めてのことですし、相手方の保険会社の担当者の言っている内容が専門的すぎてうまく理解ができずに困惑していました。そこで、弁護士に相談することを私が提案しました。そうしたところ、すんなりと解決ができました。弁護士費用はかかりましたが、正しい慰謝料請求がされたことで納得もできたようです。交渉をするタイミングというのも、検査入院をした後、治療が終わってからでした。このことも知らなかったため、知り合いとしては日常生活に戻ってからの慰謝料請求を始めることになるということに、少し戸惑いや不安もあったみたいです。しかし、弁護士いわく、治療中に示談交渉を始めるのは避けたほうが良いとの話しでした。交渉が始まると、電話で数回ほどのやり取りがあったようですが、知り合いは兼業主婦です。なので、子育てや仕事で忙しくしていて、交渉のやり取りがスムーズに行かなくなることを事前に弁護士から助言されたそうです。示談交渉の代理人に弁護士を立てることにより、交渉がスムーズに進むだけでなく、知り合いの気持ちの面での負担までが軽減できるというメリットがありました。示談交渉にかかった期間というのは、2ヶ月程度でした。しかも、この交渉には時効というのがあるらしく、交渉開始前から時効のカウントダウン始まっていました。納得できるまでじっくり交渉するための余裕を生まなくなるため、なるべく早く弁護士に依頼すべきだとも知り、早速依頼をして示談交渉をしていただきました。依頼してみると、スピーディーな交渉になりましたし、時効のリセットができるような手続きをとることもできたようです。加害者側の任意保険会社との話し合いでは、担当者が専門用語をたたみかけてきたようで、まったく太刀打ちができなかった知り合いでしたが、弁護士が相場となる金額を計算して主張してくれたみたいで、増額交渉ができました。被害者がパートに出ている兼業主婦であったことを知り、加害者側は逸失利益を低く算定していたようです。増額できて本当に助かった交渉でした。